関西の女子高の元教師だった男が、卒業した元教え子の女子生徒たちを雇ってデリバリーヘルスを経営していることが教育関係者の間で話題になっている。 「男性は教師を辞めているし、雇われた女子も18歳以上で、法的にはなんの問題もないが、在職時の人脈をこういう方面に生かすことは問題なのではないか」 ある教育委員会の役員がその実態の一部をレポートにまとめたが、これに対してほかの役員たちの反応は鈍かったという。それもそうだろう、現在の教育現場は校外で起こっていることにかまっていられないほど、ハレンチ事件が頻発している。 香川では最近、県立高校の男性教諭が女子生徒を車で山中に連れ出し、胸を触るなどしたり、別の男性教諭によるカラオケボックスでの女子生徒へのキスなどが発覚。7月には大阪で、小学校校長が20代女性の尻を触る痴漢の現行犯で逮捕された。 教育現場を監視するNPO法人の理事によると「こうした問題が起こるたびに教員を処分はしていますが、それを延々と続けているだけで根本的な対策を何もしていないことが問題」という。 「実は我々が行った男性教員への匿名アンケートでは、約7割が“女子生徒を性的対象として見たことがある”と答えているんです。さらに、趣味でアダルトビデオ鑑賞をすると答えた教員の9割が、“女子高生モノを見たことがある”としています」(同) そうした男性教員たちからは「女子生徒が短いスカートをはいたり、胸元をさらけ出したりしていることが原因」とする声もあり、理事は「そうした声を受けて、もっと現場に防止策を取る方法があるはず」という。 「在校時に手なずけた女子生徒たち十数人と風俗店を営んでいる元教師は、“もともと女子生徒と接触したくて教師になった”とブログに書いていたほど」(同) 教師と生徒が作ったデリヘルの実態は、全貌まで見えてきていないのだが「在校している後輩の女子生徒の中にも“卒業したら、そのデリヘルで働こうかな”という子がいて、“先輩がやっているから行きやすい”などと話している」という。 また、東京では複数の男性教師たちが匿名で、過去に脱がせたことのある女子生徒たちの画像を持ち寄り「ただで若い子で遊べるこの仕事はやめられない」などとブログに書いている。教育の場がまるでナンパスポットのようになっていることは、事件にさえならなければ今後も放置されたままだ。 (文=鈴木雅久)イメージ画像(「足成」より)
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「女子生徒を性的対象として」“人脈”使ってデリヘル経営も……ハレンチ教師たちが悪行三昧
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